真・女神転生III-NOCTURNE |
| 『真・女神転生』、『真・女神転生II』、『真・女神転生if…』と、スーパーファミコンで発売され熱狂的な支持を獲得したロールプレイングゲーム「真・女神転生」シリーズ。学園生活などの現在時代を彷彿させながら、神と悪魔、LAWとCHAOSといった反現代的なテーマのもとにシナリオ形成されたシリーズ作品です。悪魔合体などの斬新かつ新しい要素をもつ、まったくの独立したゲームであり、独特の世界感を持つ素晴らしいゲームソフトの一つでしょう。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどと言った代表的なRPGに、及び劣らないゲームです。 |
人気度 ★★★★★ | 発売前から、各ゲームショップの店頭デモが流されるほどの人気ゲーム。また、PS2初の女神転生シリーズだけに話題性の抜群である事は言うまでもありません。 |
売上度 ★★★★☆ | もちろん人気ゲームシリーズですので、大ヒットまちがいなしでしょう・・・ |
やりこみ度 ★★★★★ | ここで、ご紹介しておきたいのが、「悪魔合成」というシステムです。女神転生シリーズには、欠かすことの出来ないシステムなのですが、ゲーム中の戦闘において、プレイヤー(主人公=あなた)は敵と遭遇し、戦う事になりますが、そこで様々な選択肢を選ぶ事になります。一つ目に敵を倒す、二つ目に敵を仲間にする、三つ目に敵からアイテムを奪ったり、貰ったり、また回復してもらったり・・・つまり敵に媚を売るんです。(笑)ここで、二つ目に注目して頂くと、「敵を仲間にする」っていう項目がありますね?読んでそのままなんですが・・・そして、仲間になった敵を強くしたりできるわけで、お気に入りの敵を最後まで仲間にして連れていけるんです。また、2種類の仲間になった敵を合成する事もできるわけです。そうする事によって、また違った敵(仲間)が出来上がります。この合成をうまく利用し、仲間を強くしていく事がプレイ中には、必須条件になるわけですね!
これは、基本中の基本なので、この「真・女神転生III-NOCTURNE」での新システムは下部でご説明でいたします。 |
奥深さ ★★★★★ | 上記のように、悪魔合成はかなり奥深いです。一回では、合成し切れる事は難しいと思いますので2、3回、いやもっとプレイすると、もっと面白みが増し、味が出てくるでしょう。 |
グラフィック ★★★★☆ | このゲームの芯の一つとして、悪魔合成をご紹介しましたが、その悪魔(実際、悪魔だけでなく、天使や神などもいるのですが・・・)などの作成に携わっていらっしゃるのが、金子一馬氏です。検索していただければ、一発ですが、このシリーズには欠かせない存在です。(笑)いままで、別作品で敵の3Dを見たのですが、個人的に2Dで見る方がそのビジュアルの素晴らしさは分かりやすく、妖艶で美しい独特さが出ると思いますが、今作でも綺麗に再現されていました。贅沢言えば、少し残念な所もありますが・・・(関係者様、すいません。) |
おしゃれ度 ★★★★☆ | 実際、このゲームの感覚はおしゃれでいて、ロックです。(笑)ゲーム中の音楽は、こうなにかを奮い立たせる感じもある反面、悲しさに包まれているといった感情にも似ています。実に、ゲームとマッチしている音楽にも興味を傾けて頂ければ、幸いです。 |
操作性 ★★★★★ | 操作は普通のRPGゲームと同様の感じです。アクションRPGといった感じのプレイスタイルかな?戦闘は違いますが・・・ |
知能(IQ)度 ★★★☆☆ | 結構、頭使うと思います。悪魔合成にしても、ボス戦にしても、その状況に応じたステータスを組む必要があります。だから、連れて行く仲間の使える魔法はこれとこれは最低限・・・とかいう感じですね。一般的にRPGでは、普通の思考だと思うんですが・・・ |
痛快度 ★★★★☆ | やはり、痛快度というか、リアル感は大事です。魔法の効果ビジュアルも素晴らしいし、いままでのシリーズを上回っている事は間違いありません。 |
臨場感 ★★★★☆ | やはり、3Dというのは、先入観が作りやすいというか・・・視覚的にイメージを作りやすいため、その場の状況を、いい意味で理解し、体に馴染ませる事ができます。 |
破壊度 ★★★★☆ | 敵倒しまくり・・・です。倒さなきゃ、レベルあがりませんね? |
何人でプレイできるか? ★★☆☆☆ | 一応、1人です。ロールプレイングゲームなので・・・ |
| この作品は話す事(というか、話したい事)がたくさんありますので、出来るだけ、ご紹介したいと思います。 まず、舞台背景を・・・ある物(抽象的意味での)が生ませる際には、なにかが起こります。このゲームはそれを「東京受胎」と言っています。ある平凡な日常生活において「東京受胎」がおこり、日常世界が混沌とした世界(ボルテクス界と呼んでいる)=悪魔が棲みつく世界に変貌します。その状況で主人公は悪魔の力によって生き延びました。そこには、様々なシチュエーションが存在し、それを克服していく事がこのゲームなのではないか、と私自身感じています。あまり、わたしが話していても真実は話せない(難しいよぉ、このゲームの意図は・・・)ので、公式HPで、世界観をじっくり味わってみてください。 |